自分とは何ぞや?シリーズ
私は、「自分とは何ぞや?」と、一歩掘り下がった所から、自然や人、宇宙との繋がりを、
葉っぱをフィルターとして自分と向き合う作品、葉っぱシリーズを2007年から展開してきました。
自分とは何か?なんて、考えた所で、考え切れない様な、、でもとてつもなく知りたくて、その衝動に駆られながら自分の探求を、普段の生活をしながらも、人には見えない一人の世界の中で作品にしてきました。
ずっと心の奥深くに入っていくのが性分です。本当に。
自分とは何ぞや?の問いを自分にかけていた2007年頃、その当時はその当時で色々な苦しみや悲しみや謎解きの様な経験から、
その様な問い掛けをし続けて、
「生きること」についての答えを出そうとしていた様に思います。
私は自然と戯れるのが好きなので、
落ち葉拾いをしたりして葉っぱに触れる様になった頃、何気に光に透かした葉っぱを見て、、とてつもない衝撃の感動を受けました。繊細でどこまでも繋がっていく葉脈や、その間にはホントに小さな粒が細胞に見えて、
それを見た時、「あぁ、私達みんな生きてる物は全て同じなんだ」…と
自分が生きていても良い安堵感の様なものを感じたのを覚えています。そこから葉っぱを通して自分と向き合うシリーズが出来上がりました。
その当時開催した展示会場のノートには、作品を見てくださったお客様からのコメントが記入されているのですが、「自然は教科書」と書かれていたのを読んでとても嬉しくなりました。
本当に、自然は色んな事を教えてくれます。
2008年当時の葉っぱシリーズから
Passion.
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